ANAカードを使ってANAマイルを貯めたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、ANAカードを徹底比較して、あなたにぴったりの1枚を見つけましょう!
飛行機に乗らなくても、クレジットカードの支払いでANAマイルを貯められたら嬉しいですよね。
さらに、出張で頻繁に飛行機に搭乗する方なら、ボーナスマイルももらえてお得です。
とはいえ、ANAカードはなんと60種類以上!
自分に合ったカードを見つけるのは一苦労です。
今回は、ANAカードの基本情報からタイプ別のおすすめカードまで詳しく解説します。
この記事を読むことで、あなたにぴったりのANAカードを見つけることができます。
さらに、ANAカードをお得に使いこなすコツや本当にANAマイルが貯まるクレジットカードの裏事情まで解説しているので、ANAマイルを大量に貯めたい方には必見です!
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ANAカード基本情報
ANAカードを作って、ANAマイルをたくさん貯めよう!
日常生活で欠かせないのがクレジットカード。
最近ではQRコード決済やICカード支払いも増えてきましたが、やっぱりクレジットカードはどこでも使えて安心です。
コンビニやスーパーでの買い物、月々のスマホ代、大きな家具家電の購入まで、クレジットカードを使うと支払いの数%をポイントとして獲得できてお得!
ANAカードは60種類以上と種類が豊富ですが、すべてを細かく把握する必要はありませんので、ご安心を。
この記事では、ANAカードの全体像を掴みつつ、どのANAカードを選べばいいのかをお伝えします。
正確には60種類以上ありますが、ANAカードはこの4つのランクに分類されます。
そこから、カードブランドや提携先の有無など、細かな違いがたくさんあるんです。
まずは、この4つのランクを覚えておいてくださいね!
次に、各ランクごとの特典の違いについて詳しくお伝えしていきます。
ANA一般カード
ANA一般カードはVISA、Master、JCB、AMEX、ZERO、ソラチカ、東急、スイカ、ニモカの全9種類あります。マイル還元率は0.5%〜1%です。
年会費が唯一無料の「ANA JCBカード ZERO」は18歳から29歳までの若者限定カードです。
年会費は無料になりますが、クレカ支払いでマイルは0.5%しか貯まりません。
カード決済メインでマイル貯めたい人には候補から外しましょう。ANAカードの一部特典も対象外になるため、無料以外のメリットは特にありません。
通称は交通系ANAカードの4種類です。
ANAカードと鉄道会社が提携発行するクレカ特典の両方をもらえるお得なカード。
鉄道会社が最寄りにあって頻繁に乗るとか定期券を購入するなら検討する価値があります。
「ソラチカ」や「東急」は以前は陸マイラーの必須カードでしたが、現在はポイントサイトからソラチカや東急のポイント経由でANAマイルに交換する方法が閉鎖されてしまい、陸マイラーにとっては不要なカードです。
東京メトロ、東急電鉄の路線に乗るよって人なら、電車の乗車ポイントをまとめて貯めることができます。同様にスイカやニモカでも電車に乗ると貯まるポイントをまとめて貯められるメリットがあります。
陸マイラーにとっては、現在は「ニモカルート」を使う人のみ「ANA VISA nimocaカード」を発行がおすすめです。ただし、ニモカポイントからANAマイルを交換するには九州や函館のポイント交換機まで出向く必要があるので一部の人向けカードと言えます。
交通系ANAカードの年会費は2,200円です。マイル還元率0.5%ですが、ノーマルタイプ同様に追加手数料を払うとマイル還元率1%に増量できます。
ノーマルタイプのANAカード一般と年会費や特典は同じなのですが、鉄道会社の特典分が増えるところがお得なANAカードです。
ANAカード一般で多くの人が使っている通常版が3種類あります。
年会費は2,200円の定番ANAカードです。決済ブランド毎に種類が分かれています。
以前は、VISAとMasterCardなら年会費を割引できる三井住友カードの「年会費割引特典」がありましたが、2022年10月に廃止されました。年会費を2,200円より安くする方法はありません。
しかし、入会キャンペーンがあるので、初年度は無料に加えてボーナスマイルを獲得することは可能です。また、不定期でポイントサイトの案件としても登場します。
カード支払いで貯まるマイルは、200円決済で1マイル貯まるので還元率0.5%です。ここに追加で移行手数料を支払うと100円決済で1マイル貯まり還元率1%に増量できます。特約店ならさらに2倍になるので、カード支払いでマイル貯めるなら、追加の移行手数料が必須です。
追加移行手数料はVISAとMasterCardは同額ですが、JCBの方が1,100円もお安いのが特徴です。
確かに海外で利用することを考えるVISAやMasterCardは魅力的ですが、ほとんどの人は日本国内でクレカ使うことが中心になると思います。
カード支払いでマイル貯めるなら確実に年会費が安いJCBを選びましょう。
ANAカード一般のJCBに追加の移行手数料を払った年会費7,700円が、カード支払いでマイルを貯めるのに最安値で高還元だから「ANA JCB 一般カード」がおすすめです。
ANAカード一般のなかで唯一年会費が高額なのがアメックスです。
年会費は高額なのですがANAの特典内容は他の一般カードと同じです。しかし、一部では人気が高いカードとしても有名です。
それは、実質ANAマイルの有効期限を無期限に貯められるからです。
ANAカードではポイントを自動交換に設定しておくと、毎月ANAマイルが貯まります。
しかし、ANAマイルが貯まった瞬間に3年間の有効期限のカウントが開始されてしまいます。
たった3年間ではマイルが足りないなんて場合もあります。
それなら、手動交換にすれば良いと思いますよね。VISA、Masterで貯まる「Vポイント」、JCBで貯まる「Oki Dokiポイント」も2年間の有効期限があります。つまり、手動交換ならカード独自ポイント有効期限2年とANAマイル有効期限3年なので、VISA、Master、JCBは最長5年間に有効期限を延ばせます。
アメックスなら無期限に延長できます。アメックスで貯まる「メンバーシップ・リワード・プラス」ポイントは有効期限なしだから、好きなだけポイントを貯め続けることが可能です。必要なポイントが貯まってからANAマイルに交換すれば良いことがANAアメックス一般カードの強みです。
さらに、「メンバーシップ・リワード・プラス」のポイントはカード年会費に充当したり、クレカ支払いで購入した航空券にポイントを使うと言った裏ワザもできます。
ANAアメックスは年会費が高くても有効期限を無期限にしたい人にはおすすめANAカードです。
ANAワイドカード
ワイドカードは、陸マイラーにはおすすめしません。普段から飛行機に乗る人向けのANAカード3種類です。
年会費が上がりましたが、特典が充実しています。一般カードとワイドカードの特典比較がこちら。
ワイドカードは、クレカ支払いはほとんど使わないけど、出張族や飛行機乗るマイラーにとってはフライトマイルが貯まりやすくて、保険も手厚くて安心できるANAカードです。
一方、クレカ支払いでマイルを貯める場合、ワイドカード年会費7,975円に移行手数料が必要になります。
JCBなら合計13,475円、VISA・Masterなら合計14,575円です。ANAゴールドカード15,400円とほぼ同額の年会費がかかるから陸マイラーにANAワイドカードはおすすめできません。
ANAゴールドカード
ゴールドカードは、以前はVISAとMasterCardの三井住友カードで年会費が割引になる特典がありました。しかし2022年10月以降はお得な年会費割引制度が廃止になり、現在はVISA、MasterCard、JCBの年会費は同じです。東京メトロを頻繁に利用するならソラチカゴールドも合わせて検討して見るのも良いと思います。
ゴールドカードより上位のANAカードでは、マイル移行手数料が無料になります。年会費のみで還元率1%でマイルを貯めることができるのが特徴です。
年会費もワイドカードと比較しても1,925円を追加で支払うだけで、ゴールドカードにランクをアップできます。
フライトボーナスマイル25%増量特典はワイドカードと同等で、一般カード10%に比べて15%増量になるから、頻繁に飛行機を利用する陸マイラーの修行僧や出張族で飛行機に乗る人におすすめです。
ワイドカードと比べると変更点は少ないですが、差額1,925円以上の価値ある特典はこちら。
旅行にでかけるときに海外なら保険に追加で加入する方も多いですよね。ワイドカードでも2,000万円ありましたが、ゴールドカードなら5,000万円以上と手厚くなり、追加で国内旅行傷害保険も付帯しています。
正直、ゴールドカードだけあれば追加で保険が不要です。気軽に安心して旅行ができますし、陸マイラーで修行をすると普段より出かける頻度が格段に高くなるからこそ、万が一のときでも安心です。
飛行機に乗るときは時間に余裕を持って空港に行く方が多いですよね。暇な時間が発生することもありますが、ANAゴールドカードがあれば空港カードラウンジが使えます。飛行機に乗る前や到着空港でも無料で使えるから時間を有効に活用できます。
陸マイラーにとって最大のおすすめ特典が、ANAマイルからANA SKY コインの交換レートがアップすることです。
ANAカードを持っている場合、ANAマイルからANA SKY コインを交換するとき最大1.5倍で交換できます。
ANAゴールドカードなら最大1.6倍に増えます。
たった10%と思うかもしれませんが、ここが重要になります。
陸マイラーが上級会員のSFCを目指して修行するときには、ポイントサイトでポイント貯めて、ポイントからANAマイルに交換して、ANAマイルからANA SKY コインに交換してから航空券を購入することで、お金を使わずに飛行機に乗ることで上級会員へのステップアップが可能となります。
SFC修行にかかる航空券代は平均50万円です。実際に全額をANAマイルから交換したANA SKY コインで支払う場合を計算しましょう。
その差は2万マイルにもなります。もし、2万マイルあったら東京ー沖縄1往復、東京ー韓国1往復、東京ー台湾1往復などに使えるマイル数になります。
あなたが陸マイラーであり、SFCを修行で取得したいならANAゴールドカードは必須と言えます。たった年間1,925円を追加するだけで海外旅行にも行けるマイル数を獲得できるからです。私もSFC修行を開始するときからANAゴールドカードを使っています。
さらにハイエンドなANAゴールドカードとして、ダイナースとアメックスがあります。
陸マイラーにはおすすめしません。ラグジュアリーなステータスカードとしての存在価値はありますが、元を取ることを目的とするには難易度の高いカードです。
ANAカードプレミアム
最高峰として君臨するANAカードプレミアムは4種類あります。
おすすめ特典はこちら。
本来はANA上級会員と上級客席の利用者のみが使えるANAラウンジがANAカードプレミアムを所有するだけで使えます。
高額なカード年会費に見合った特別な特典です。しかし、あなたが陸マイラーならSFCを取得して上級会員としてANAラウンジを利用することをおすすめします。
正直な話、SFCを目指す程度に飛行を乗るならANAゴールドカードがコスパ的にお得なのですが、ダイヤモンドメンバーやミリオンメンバーと言った、さらに上級のANA会員ステータスを目指す人にとっては、フライトマイル積算率50%増量があるANAカードプレミアムも視野に入ります。
年間の搭乗回数が多ければ多いほど、フライトマイルの積算率は重要になります。
そのため、毎年頻繁に飛行機に乗り、ダイヤモンドメンバーを毎年獲得し続ける人にとっては高額な年会費でも元が取れてしまうカードと言った一面がANAカードプレミアムにはあります。
ANAカード比較解説
ANAカードは4ランクに分かれています。
ランク毎の特徴を活かして、あなたに最適な1枚を選ぶことが大切になります。
デザイン | ランク | 年会費 | 特徴 |
ANA一般カード | 2,200円~ | 定番カード。陸マイラーもおすすめ | |
ANAワイドカード | 7,975円~ | 飛行機の搭乗で貯める人向け | |
ANAゴールドカード | 15,400円~ | クレカ決済と飛行機の搭乗の二刀流向け | |
ANAカードプレミアム | 77,000円~ | ANAラウンジも使いたい人向け |
ANA一般カードは、クレジットカードの支払いをメインでANAマイル貯めるならおすすめです。年会費を抑えながらも、しっかりANAマイルを貯めることができます。陸マイラーも一般カードを使う人が多いです。
ANAワイドカードは、飛行機の搭乗でANAマイル貯めるならおすすめです。出張で頻繁に飛行機を利用して搭乗マイルで貯めるなら、ワイドカードは所有するだけで搭乗ボーナスマイルが獲得できます。年会費は少し上がりますが、その分搭乗する毎のマイルが多いことが魅力になります。
ANAゴールドカードは、クレカの支払いと飛行機の搭乗の両方でANAマイルを貯めたい人におすすめです。航空券の支払いにクレカ利用する人とか、日常生活の支払いでクレカ利用するとか、メインのカードとして使うならゴールドカードがおすすめ。SFC修行など、上級会員を目指して飛行機に乗るマイラーもゴールドカードの特典は魅力があります。
ANAカードプレミアムは、ANAラウンジを利用できます。クレカのコスパよりも、ANAラウンジが使える特別なステータスを重視する方向けのANAカードとなります。
ANAカードは、基本的に年会費がかかるクレジットカードです。しかし、魅力の特典が多数あるので、年会費以上のメリットに人気があります。
ANAカード人気の秘密
ANAカードは、ANAマイル還元率1%と高いことが人気の理由です。
実は他にも特典が多数あり、還元率の他にもANAカードを使うメリットがあります。
細かな特典は多数ありますが、ANAカードが人気の秘密はこの4つの特典にあります。
マイル還元率は知っている方も多いと思います。一般的なクレカは0.5%でANAマイルを貯めることになりますが、ANAカードは1%でANAマイルを貯めることができます。
ANAカードを使えば、ANAマイルが貯めやすい!
これが、ANAカードを使う最大の理由ですよね。他にも、ANAマイルが2倍貯まる特約店とか、毎年ANAカード継続でボーナスマイルを獲得できたり、飛行機の搭乗でボーナスマイルがもらえるなど、ANAカードはとってもマイルを貯めやすいクレジットカードです。
ANAカード限定特典のメリット
ANAカードは年会費2,200円がかかりますが、その分お得な特典が多数あります。
そのひとつが、ANAカードの入会・継続ボーナスマイルです。
ANAカードに入会すると1,000マイルがもらえます。これは常設の特典です。
期間限定のキャンペーンもあるので実際はもっとたくさんのマイルを獲得できます。
さらに、2年目以降にカード継続すると毎年1,000マイルがもらえます。
つまり、1,000マイルを2,200円で買っていると考えられるあなたなら年会費分の元は簡単に取れてしまいます。
マイルを貯めるには必死にクレカ支払いをして大変な思いをしてきた人もたくさんいると思います。意外にもマイルを買うと言う発想の転換をする人って今まで少なかったと思います。
1マイルの価値は2円〜14円相当と言われています。使い方次第で変動する側面はありますが、1,000マイル=2,200円なら、1マイル2.2円で買っていることになります。
マイルとして使えば2円以上の価値なので、その分お得になります。カード継続するだけで、年会費相当分のマイルがもらえるならANAカードも選択肢入ったと思います。他にもANAカードには特典があります。
例えばコンビニのセブンイレブン、ガソリンスタンドのエネオスなどで、クレジットカード支払いできますよね。
ここでANAカードで支払いするとマイルが2倍貯まります。
これは「ANAカードマイルプラス」と言うANAカード特約店の特典で、普段のお買い物やANA航空券の購入など、ANAが指定したお店でANAカードで支払うとマイルが2倍貯まってお得!
さらに、旅行に出かけたら空港でお土産買いますよね。
空港売店のANA FESTAを知っていますか。
ANAの就航する空港なら必ずあります。お土産やお弁当などを取り扱っていて、ANAカードを使う人なら、ANAフェスタで買い物する人が多いんです。
なぜなら、1,000円以上の買い物で5%割引になって、ANAカード支払いでANAマイルが2倍貯まる特約店だからです。
お土産代が5%安くなるのは嬉しいですよね。さらにマイルが貯まりやすい2度おいしい空港売店のANA FESTAを必ず使いましょう。
旅行に出かけるあなたなら、飛行機はもちろんANAですよね。
ANAの飛行機に搭乗すると貯まるフライトマイルはANAカード会員なら10%増量になります。もちろん乗れば乗るほどたくさんマイルが貯まるので、出張などで飛行機に乗る人ほど有利になります。
ANAカードを使うだけで、これら数多くの特典があるから人気があります。
クレカ支払いでANAマイルを貯める事のデメリット
クレジットカードの支払いでANAマイルを貯める方法は、飛行機に乗らずに貯める方法として有名になっています。
年に数回しか飛行機に乗らない方でも、マイルを貯めることができるから嬉しいですよね。
一方で、デメリットもあります。
クレカ支払いでマイル貯めるのには上限があることがデメリットです。
上限のマイル数は人それぞれに違います。
なぜなら、あなたの年収に比例して上限が決まるからです。
ANAカードの利用額に応じて獲得マイル数が変動します。
あなたの年収が多くて、クレカ支払い額が多ければ、たくさんANAマイル貯めることができます。
例えば、年間1,000万円支払いなら年間10万マイルを貯めることができます。
しかし、年間1万円支払いなら年間100マイルを貯めることになります。
あなたの年収によって、クレカ支払いに使える金額が必然と決まってしまいますよね。
だからこそ、クレカ支払いでマイルを貯めることには上限がある。
ANAカードは、いずれも年会費が必要なクレカなので、あなたにあった最適な1枚を選ぶことが大切になります。
一般カードなら年間38万円以上の利用を目標にすることがおすすめです。
次の章では、年間38万円以上の理由と、それよりも少額利用の場合にANAマイルを貯めるコツについてお伝えします。
また、年間150万円以上の利用がある方は、マリオットアメックスなど他のカードを使ってANAマイルを貯める方法もおすすめになります。
年会費と移行費用はセットで考える
ANAカードは年会費2,200円からと手軽に初められるように思えます。しかし、それではクレカ支払いのマイル還元率0.5%です。
ANAカードを使う目的は「クレカ支払いでマイルを貯めること」ですよね。
必ず移行手数料も年会費に含めて計算することが大切です。
つまり、還元率1%でマイルを貯めるなら年間7,700円から必要になります。
確かに還元率0.5%の年会費2,200円で良ければ付帯特典だけでANAカードを使うメリットがあります。
しかし、クレカ支払いの還元率1%でマイルを貯めるとなれば、年間のクレジットカード支払い額も重要になります。
そこでマイルの価値を考えましょう。
1マイル=2円〜14円相当で利用できます。
年会費7,700円相当分のマイルを1年間で貯められるなら年間7,700円支払う価値があると言えますよね。
年会費7,700円を1マイル=2円換算なら、年間3,850マイル獲得が目標です。
還元率は1%なので、年間385,000円のクレカ支払いで達成可能です。さらにANAカード特約店を活用するともっと少ない金額でANAカード年会費相当分のマイルが獲得できます。
クレカ利用が少額な人におすすめカード
ANAカードを持ちたいと思っている人にとって意外な選択肢かもしれませんが、楽天カードで貯めた楽天ポイントはANAマイルに交換するこができます。
それでは、どんな違いがあるのか検証してみましょう。大きな違いは年会費の有無です。クレカ支払額が少ない人には選択肢のひとつになると思います。
- ANAカード一般
決済ブランド:VISA、Master、JCB
マイル還元率:0.5%
(追加料金で最大1%還元)
年会費:2,200円
- 楽天カード
決済ブランド:VISA、Master、JCB、AMEX
マイル還元率:0.5%
年会費:無料
楽天カードは年会費が無料なので、初心者から気軽に使えるクレジットカードとして有名です。
カード支払いで楽天ポイントが100円=1ポイント貯まり、楽天1ポイント=ANA0.5マイルに交換することができるから楽天カードのマイル還元率0.5%です。
意外かもしれませんが、1番手軽なANAカード一般は年会費2,200円もかかるのにマイル還元率0.5%です。年会費が無料の楽天カードとANAカードのマイル還元率は同じなんです。
単純に年会費が無料で、マイル還元率が同じなら楽天カードが良いと思いますよね。たしかに、クレカ決済しか使わない人にとっては、楽天カードが魅力的かもしれません。
それでは、ANAカードと楽天カードの比較をまとめみましょう。
ANAカードのデメリット
ANAカードのメリット
楽天カードのメリット
結論、ANAカードの最低年会費で運用する場合、カード支払いで貯まるマイル0.5%に注目すると総じて損してしまいます。それなら、年会費無料の楽天カードがおすすめです。
しかし、ANAカードなら、毎年1,000マイルもらえて、特約店でマイル2倍貯まり、空港でお土産を買うと5%割引、搭乗毎にボーナスマイルを獲得できると言った特典を活用して、年会費2,200円相当の元を取れたと感じる人にはとってはおすすめです。
無理にANAカードに注目せずに、数多くあるクレジットカードに視野を広げることが重要と言うことに気づけたと思います。これは年間のクレカ支払い額が多い人も同様です。むしろ決済額が多いならマリオットアメックスなど、最終的にマイルに交換できる方がお得なカードも存在しているからです。
もし、この結果を見て楽天カードを発行しようと思ったあなた。
是非、マイル貯め方や陸マイラーの王道の基礎知識を読んでみてください。ANAマイルを貯めるのにANAカードは必須ではありません。
さらにポイントサイトから楽天カードを発行すると1万円分のポイントを増量して獲得できます。
以下の記事でお伝えしてますので合わせて読んでみてください。
誰でもOK!ANAマイルを大量に貯めるコツ
ANA一般カードのクレカ払い還元率1%でマイル貯めるなら、年間38万円のクレカ利用が最低目標です。
これ以上ならANAカード使う価値があると言えます。しかし、こんなにカード支払いしない人にとっては他の選択肢を検討することが賢明です。飛行機に乗らずマイルを貯めるために「クレジットカード決済する」ことを目標にするのは間違いです。
どんなに効率が良いクレジットカードを使っていても、年間1〜3万マイルが上限となります。なぜなら、年間100万円支払って1万マイルが貯まるに過ぎません。これでは、家族で毎年ハワイ旅行には行けませんし、ビジネスクラスに乗る夢も叶いません。
陸マイラーのマイル貯め方は「ポイントサイトでポイント稼いで、それをANAマイルに交換する」ということです。この方法なら誰でも年間20万マイル以上を貯めることができます。
クレカ決済でマイルを貯めることは、補助的に年間1万〜3万マイル目指すことが有効手段です。
陸マイラーとして、マイルを貯めた人が上級会員資格のSFCを目指して飛行機に乗る場合はANAゴールドカードが有効な手段です。
フライトマイルの増量やカードラウンジが使えるなどのメリットがあるうえに、ANAマイルからANA SKY コインの交換率を1.6倍にすることができるから年会費以上の価値があります。
陸マイラーがSFC修行するにはANAマイルを貯めて、ANAマイルからANA SKY コインに交換して航空券を購入します。
そのANA SKY コインの交換レートが良ければ少ないマイルでSFC修行に踏み切ることができる重要な要素となります。
陸マイラーにおすすめANAカードとは
飛行機に乗らなくても大量にマイルを貯める方法は、陸マイラーたちの間で確立されています。
再現性のある方法なので、みんなが同じ方法を使って大量のマイルを日々獲得しています。
きっとあなたにとっては目からウロコの裏ワザかもしれません。
マイルの貯め方は「ポイントサイトでポイント稼いで、それをANAマイルに交換する」ということです。
この方法なら誰でも年間20万マイル以上を貯めることができます。
どんなに効率が良いクレジットカードを使っていても、年間1〜3万マイルが上限となります。
なぜなら、年間100万円支払って1万マイルが貯まるに過ぎません。
これでは家族で毎年ハワイ旅行には行けませんし、ビジネスクラスに乗る夢も叶いません。
陸マイラーとして、年間20万マイル以上を貯める方法については別記事で解説してます。合わせて読んでみてください。
昔は「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)」や「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(東急ANAカード)」が陸マイラーに必須カードと言われてきました。
それは、このANAカードを使うことでポイントサイトからANAマイルに高還元レートでマイル交換できたからです。ソラチカルートや東急ルートは閉鎖されてしまいました。
現在は「みずほルート」と「ニモカルート」が利用できます。
みずほルートは、ANAカード不要です。その代わりに「みずほマイレージクラブカード/ANA」と言うANAマイレージカードとみずほキャッシュカードとみずほクレジットカードが一体カードが必須です。これは年会費無料ですが、あくまでみずほのクレカです。その点に気をつけましょう。
ニモカルートは、「ANA VISA nimocaカード(通称:ANAニモカ)」が必須です。ニモカルートを使ってANAマイル貯める人にとっては必須のANAカードは「ANA VISA nimocaカード」です。しかし欠点があり、九州や函館のポイント交換機に出向く必要があります。そのため、みずほルートなら交換率が同じでネットで完結します。だから、ニモカルートは使わない人も多くいます。
そのため、陸マイラーがマイルを貯めるうえで、全員必須のANAカード無い。
では、陸マイラーに必要となるANAカードはどれなのかと聞かれれば、ANAマイルを大量に貯めることができた人が上級会員を目指すために修行する際に「ANAゴールドカード」がおすすめです。
永久に上級会員資格を維持できる特別なクレジットカード「スーパーフライヤーズカード(通称:SFC)」を目指すためには、ANAゴールドカードが必須となります。
SFC獲得に必要なプレミアムポイント(通称:PP)を貯めるために、飛行機に乗りまくります。
飛行機に乗るとフライトマイルがたまります。フライトマイルの貯まる割合はカードランクによって変動します。より効率的にマイル貯めるためにはANAゴールドカードが必要です。
ゴールドカードの高額な年会費を余裕で回収できるくらいフライトマイルが貯まります。
SFC修行するための航空券代はANAマイルを使います。
ANAマイルを大量に貯めて、そのマイルをスカイコインに交換して飛行機に乗りまくります。
その様子はテレビでも取り上げられて、芸能人の間でも有名になりました。
女優の福地桃子やジャニーズの風間俊介などが実践していることを公言しています。
飛行機に乗りまくることを、ステータス修行やマイル修行と呼ばれます。一度達成すれば永久に継続できる上級会員としての特別待遇に憧れがある人は「ANAゴールドカード」に決まりです。
話をまとめると
陸マイラーにおすすめのANAカードは
正直な話、このいずれかなんですよね。
ぶっちゃけた話をすると、ANAカードで貯まるマイルの還元率は0.5%〜1%が目安となります。
年間10万円支払っても、500マイル〜1,000マイルしか貯まりません。
マイルの有効期限はたった3年間です。特典航空券に交換するなら1万マイル以上は貯める必要があります。
3年間で最低でも100万円程度カード決済する人じゃないと意味ないんです。
もちろんクレジットカードをガッツリ使う人にとって、1%でも還元されると大きな差になります。そんな人こそ、ANAゴールドカードは強い味方になります。しかし、マイルばかり貯まっても、旅行をするにはホテル代が別にかかってしまいます。そんな人こそ、後ほどお伝えするマリオットアメックスがおすすめです。年間150万円以上使う人なら検討する価値あります。航空会社30以上のマイルを貯めることができ、ANAマイルなら1.25%で貯められます。
マイルとホテルの二刀流
ANAマイルを貯めることが目的なら「ポイントサイトでポイント稼いで、それをANAマイルに交換する」ことで年間20万マイル以上貯めることができます。
以前ならソラチカや東急と言った交換ルートを使うには対応したANAカードが必須でしたが、現在のみずほルートならANAカードは不要となってしまいました。
クレカ支払いでマイルを貯めるということはあくまで補助的な位置づけが大きのです。
そのため、クレカで中途半端にマイルを貯めるよりも、他の選択肢があるポイントが貯まるクレカを選ぶこともおすすめです。
マリオットアメックスなら、マリオットポイントが貯まります。貯めたマリオットポイントは世界8,000以上、日本70以上のホテル宿泊に使えるほかに、航空会社30以上のマイルに交換することができます。
ANAマイルに交換する場合、交換率は1%〜1.25%です。実はANAカードより効率よくマイルを貯めることができます。
しかも、マリオットポイントの有効期限は無期限に貯めることが可能です。
そんな魅力的なマリオットアメックスですが、おすすめできるのはクレカ支払いを年間150万円以上する人のみ。詳しくは別記事で紹介していますので合わせて読んでみてください。
まとめ
陸マイラーが必ずANAカードを所有する時代は終わりを迎えてしまいました。
これにはポイントサイトからマイルに交換する方法の変化が大きく関わっています。
年間のクレカ利用額が少ない人は、ANAカードを見送ることも視野に入ります。
しかし、ANA一般カードの年会費2,200円でお得な特典を受ける選択肢や、年間40万円以上のクレカ利用するならANA一般カードに移行手数料を払っても価値はあります。
一方、陸マイラーにとってワイドカードは不要と言えます。飛行機に乗る人向けのカードだからです。
SFC修行を目指すなら「ANAゴールドカード」が必須です。確かに以前はあった年会費割引特典は終わってしまいましたが、ANA SKY コインの交換レート優遇特典だけでANAゴールドカードの年会費は十分に回収できますし、飛行機に乗る回数も増えるからお得になります。
ANAカードは決済用と言うよりも、限定特典を受けるために使う価値が十分にあるクレカです。支払いに使うカードを別にするのは良い選択になります。マリオットアメックスなら有効期限を気にせず数多くのマイルを高い交換率で貯めることができます。
私も「ANAスーパーフライヤーズ VISA ゴールドカード」と「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の2枚を主に使っています。
ANA FESTAでお土産買うときなど特約店を中心にANA SFC カードで支払いして、日常の支払いはマリオットアメックスにまとめています。
飛行機に乗るときはANAマイルやANA SKY コインで支払い、ホテルはマリオットポイントで泊まることで充実した旅行を楽しんでいます。
そんな使い方ができるのは一部の人だけと感じてしまうかもしれません。
実際に私は2015年まではみなさんと同じく「ANAカードの支払いにまとめればマイルがたくさん貯まる」と信じて、移行手数料が最安値のANA JCB 一般カードで支払いしていました。
しかし、マイルの有効期限は3年です。
その短い期間では国内旅行を1〜2回すれば、残高はゼロです。
むしろ、有効期限に追われていました。
2016年にポイントサイトを使ってマイルを貯める王道手段を知ったことがきっかけで、現在のようにANA上級会員のSFCを2018年に取得できるほどのマイルを貯めることができたのです。
ANAカードの支払いでマイルを貯めるという固定概念を捨てることが大切です。
発想を転換して陸マイラーとして王道の「ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する」することができれば、あなたも1年後には20万マイル以上貯めることができます。
是非こちらの記事も合わせて読んでみてください。
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