ポイントサイトでポイントを貯めたら、いざANAマイルに交換することができます!とっても嬉しいことですが、どの交換方法を使えばお得なのか迷っちゃいますよね。ポイントサイトから直接ANAマイルに交換したらレートは30%~50%と低くて損してしまいます。そう言っても、お得にマイル交換ルートは日々変わり続けているから、ずっと同じ方法を使い続けることはできません。過去にはソラチカルートや東急ルートと呼ばれる交換方法がありましたが、現在はすべて閉鎖されてしまいました。閉鎖とは複数の中継ポイントを経由して最終的にANAマイルに交換するけど、途中の1箇所でも交換を終了してしまうと、ANAマイルに交換する方法が絶たれてしまい閉鎖となります。そうなると他の方法を使って交換することになります。
現在ANAマイルに交換するなら、「ニモカルート」か「みずほルート」の2種類あります。両方とも交換率は同じで70%です。しかし、交換手順が違うのであなたの好きな方を選んで使いましょう。
みずほルートは、交換回数が多くて手順が複雑と言うデメリットがあります。しかし、すべての手続をネットのみで完結できるから誰でも利用できます。
ニモカルートは、ポイント交換機のある九州または函館に行って手続きが必須ですが、中継たった2回でANAマイルに交換できる手軽さに人気があります。
今回解説するニモカルートは、九州や函館に住んでいる人とか、定期的に九州や函館に出張や旅行へ出かける人におすすめの方法です。マイラーだかこそ関東や関西に住んでる人でも特典航空券使って九州や函館に行く人も多いので見逃せない交換方法と言えます。
わざわざ九州や函館に行きたくないよって人はみずほルートも別記事で解説しているので合わせて読んでみてください。
ちょっと待って、ポイントサイトってなに?どうやってポイント貯めればいいか分からないって方は、先にこちらの記事を読んでからここに戻ってきてもらえると十分に理解してもらえますよ。
それでは、中継2回で完結!簡単手続きが人気のニモカルートでANAマイルに交換する方法を詳しくお伝えします。
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ニモカルート交換のながれ
はじめにニモカルートで交換する全体像をお伝えします。
①ポイントサイトからPeXまたはGポイントに交換します。(交換率100%)
②PeXまたはGポイントからニモカポイントに交換します。(交換率100%)
③ニモカポイントからANAマイルに交換します。(交換率70%)
最後の③ニモカからANAマイルのみ、九州と函館にあるポイント交換機に行き手続きが必要です。①と②はネット手続きなので事前に交換しておきましょう。準備ができたら、九州や函館へ行くことになります。
ニモカルートは簡単にANAマイル交換できるのに交換レート70%を実現する唯一の方法です。
ニモカルート事前準備 必須カードを発行する
ニモカルートを利用するには、たった1個の条件があります。
- ANA VISA nimocaカード
ANA VISA nimocaカードを所有している人だけが、ニモカポイントからANAマイルに交換できます。
ANAカードはたくさんの種類があります。あなたも、きっと1枚は持っていますよね。もし、ANA VISA nimocaカード以外のANAカードを所有している場合は、追加で発行するか、切替が必要になります。そうです。ANAカードは2枚以上所持することができるクレジットカードです。年会費も増えてしまいますが、決済用とニモカルート用の2枚持ちも可能です。3枚以上所有するツワモノもいます...
ANAカードのひとつになるANA VISA nimocaカードの発行が、ニモカルートを使う上で必須になります。ANA一般カードなので年会費2,200円かかりますが、継続特典として毎年1,000マイルがもらえます。
年会費かかるけど、毎年1,000マイルもらえるからポイント交換専用にANA VISA nimocaカードを持っている人も多いんです。
ANA VISA nimocaカードを発行する場合、ポイントサイトの利用がおすすめですが、年に数回程度しか案件がありません。もし、ポイントサイトで見つけたら発行のチャンスです。しかし、機会が少ないからANA公式から発行するのありだと思います。
①ポイントサイトから中継サイトに交換する
具体的なニモカルートの交換方法をお伝えします。
はじめにポイントサイトから中継サイトのPeXまたはGポイントに交換します。
「PeX」や「Gポイント」を初めて聞いた人が多いですよね。これは中継サイトと呼ばれるポイントサイトです。ポイントを交換するのに利用するポイントです。今回のようにポイントを稼ぐために使ったポイントサイトから直接ニモカポイントに交換することができない場合、中継サイトでポイントを変換することで、目的のポイントに交換できるからひと手間かけてもメリットがあります。
- PeX
- Gポイント
ポイントサイトからこの2つの中継サイトにポイント交換できます。そして、どちらも交換日数や最低ポイントなどの条件は、ほぼ同じで交換できると思います。
重要なのは、PeXやGポイントからニモカポイントに交換する条件に差があるので、中継サイトのどちらを使うかの選択が大切です。
②中継サイトからニモカポイントに交換する
中継サイトの選択肢は、PeXとGポイントの2つがあります。どちらを選ぶかはニモカポイントに交換する条件に注目して選びましょう。
PeXを経由する場合、PeXからニモカポイント交換は翌月の中旬まで待つ必要があります。つまり、月末に交換しても最低15日間も交換に時間がかかることがデメリットです。ただ、PeXの交換手数料は無料と言うことがメリットです。時間がかかっても良いならPeXがおすすめできます。
Gポイントを経由する場合、最大5%の交換手数料がかかるデメリットがあります。Gポイントの対象サービスを利用すれば交換手数料を無料にするこもできますが、交換目的のみでGポイントを利用すると5%の手数料がかかります。しかし、Gポイントなら交換日数は3日以内に完了することがメリットです。すぐにニモカポイントに交換したいならGポイントがおすすめです。
選択肢が2つもあると迷ってしまいそうですが、すぐにANAマイルが必要ならGポイントを使いましょう。時間かかっても良いならPeXを使えば必ず手数料が無料なので安心ですね。
③ニモカポイントからANAマイルに交換する
ニモカポイントに交換したら、いよいよANAマイルに交換しましょう。ニモカポイントからANAマイルに交換できるのは「ANA VISA nimocaカード」所有している人の限定特典です。なので、事前にANAニモカカードを準備しておく必要があります。
ANAマイルへの交換は、ニモカポイント交換機で交換手続きが必須になります。
毎回交換するときに交換機へ行き手続きが必要になるんですよね。余談ですが、ANAニモカカードの有効期限が切れて新しいカードに変わったら、ニモカポイントを新しいカードに移行することが必要になるのですが、その手続きも交換機に行って操作が必要なんです。だからこそ、家の近くに交換機がある人の方が便利ですよ。
ニモカは九州の人にとっては馴染みがありますが、全国的にはマイナーなので初めて聞いた人も多いと思います。nimoca(ニモカ)は西鉄の発行する交通系ICカードです。西鉄(西日本鉄道)は福岡を基盤とする私鉄と日本最大級バス事業を展開しています。ニモカポイントは、交通系ICカードのnimocaを使うと貯まるポイントです。電車、バス、買い物などで貯まります。
ニモカポイントを使うには、ニモカエリアにあるポイント交換機を使うことで利用したり交換することができるんです。そのため、ポイント交換機はニモカエリアにあります。
ポイント交換機の場所は、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、函館にあります。
詳しくは公式サイトの★マークがある「ANAnimocaのマイル交換」対応した交換機が対象。
わざわざ、ニモカエリアの交換機の場所に行かないとANAマイルにポイント交換できないから九州や函館に出かける必要があります。交換機で手続きしたあと数日程度でANAマイルに反映されます。
まとめ
ニモカルートは交換率70%の高レートでANAマイルに交換できる方法です。交換手順もシンプルなのが魅力ですが、ニモカ交換機がある場所まで出向く必要があるので条件を満たした人のみおすすめできます。
交換する都度、九州や函館に行くのが厳しい人なら「みずほルート」の利用を合わせて検討してみてください。確かに手順は複雑ですが、ネットだけで手続きできるので誰でもおすすめできる方法です。
ANAマイルの貯め方やマイルを使った楽しみかたを別記事で紹介しているから合わせて読んでみてください。
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