JAL上級会員資格『JGC』は一度入会すれば、その後はJALカードの年会費を支払うのみで生涯に渡ってJAL上級会員として継続することができる特別なステータスのことを知っていますか?
JGCとは、JALグローバルクラブ (JAL Global Club)の略称です。JGCはJALカードに付帯されるJALマイレージバンクの上級会員組織のことです。
上級会員の特典として、サクララウンジ、優先搭乗など数多くの優遇が受けられる魅力のステータスとして人気があります。
2024年からはJAL Life Statusと言う新しい制度によってJGCの入会条件が大きく変わりましたので、その点も含めて詳しくお伝えします。
今回はJALマイラーにとって魅力のJGCについて詳しく解説します。
入会方法や資格を維持する方法はもちろんですが、JAL上級会員の種類や特典など、どんな優遇があるのかについてもお伝えいたします。
- 1 JAL上級会員とは ステータスランクについて
- 2 JAL上級会員 魅力の特典10選
- 3 JGC魅力特典① 専用問合せデスク
- 4 JGC魅力特典② 前方座席指定
- 5 JGC魅力特典③ 専用チェックインカウンター
- 6 JGC魅力特典④ 優先保安検査
- 7 JGC魅力特典⑤ JAL上級会員ラウンジ「サクララウンジ」
- 8 JGC魅力特典⑥ 優先搭乗
- 9 JGC魅力特典⑦ 預け荷物優先受け取り
- 10 JGC魅力特典⑧ マイル積算率アップ
- 11 JGC魅力特典⑨ ワンワールドステータス
- 12 JGC魅力特典⑩ JGCなら年会費のみで同じ特典を継続
- 13 JAL上級会員 JGC入会条件 2024年から大きく変わった
- 14 JAL上級会員 JGC資格を維持する方法
- 15 JAL上級会員 JGC会員年会費
- 16 JAL上級会員 JGC修行とは
- 17 JAL上級会員 JGC修行する価値はある?
- 18 JAL上級会員 JGC修行方法
- 19 JAL上級会員 JGC修行の費用は?
- 20 JAL上級会員 JGC修行を実質無料にする方法!
- 21 まとめ
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JAL上級会員とは ステータスランクについて
JALの上級会員資格とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間の飛行機の搭乗実績に応じて与えられるステータスです。JALでは4つのステータスランクに分かれていて、搭乗回数またはFOP(フライオンポイント)と呼ばれる搭乗毎に貯まるポイント数によってランクが決まります。
会員ランクは4つあり、上からダイヤモンド、JGCプレミア、サファイア、クリスタルと呼ばれます。
上級会員になるための条件はFOPと搭乗回数のどちらか一方が基準を満たせば達成となります。
達成から翌々年3月末までの間、上級会員のステータスランクに応じた優遇特典が利用できます。
つまり上級会員には有効期限があるのです。
条件の達成時期によって上級会員としての期間は変動しますが、最短1年3ヶ月が有効期限になります。
有効期限までに再び条件を達成すると新たなステータスが付与されて有効期限も延長されます。
しかし、条件を達成できない場合は、再び一般会員となってことが最大のデメリットです。
詳しい方ならご存知かもしれませんが、2024年からJAL上級会員制度に大きな変化がありました。
生涯に渡って年会費のみで上級会員を継続できるJGCの入会条件の変更です。
JGC(JALグローバルクラブ)に入会することで、通常は1年間限りの上級会員資格をクレカ年会費の支払いのみで上級会員資格を継続できる特別なステータスのことです。
会員になることで、上級会員ランク「サファイア」と同等の優遇特典を利用できるからこそ人気があります。
この変更によって、入会までのプロセスにどのような変更があったのかとか、制度の違いについては、後半で詳しく解説いたします。
まず初めに、生涯に渡って年会費のみで上級会員を継続できるJGCの魅力をお伝えします。
JGCに入会することで年会費のみで継続でき、サファイアと同等の上級会員特典について詳しくお伝えします。
JAL上級会員 魅力の特典10選
上級会員ステータスを獲得すると数多くの特典があります。
そのなかでも特に魅力のある特典を10選に厳選してご紹介します。
ステータスランクに応じて特典内容も変化しますが、生涯に渡って上級会員を目指している人が多いと思いますので、JGCと同じ特典を授かれるサファイアステータスの特典を中心にお伝えします。
上級会員限定!魅力の特典
- 専用問合せデスク
- 前方座席指定
- 専用チェックイン
- 優先保安検査
- JAL上級会員ラウンジ「サクララウンジ」
- 優先搭乗
- 預け荷物優先受け取り
- マイル積算率アップ
- ワンワールドステータス
- JGC入会資格
それぞれの魅力の特典について詳しく解説します。
JGC魅力特典① 専用問合せデスク
上級会員専用の電話問い合わせ窓口が設置されています。
航空券のことやマイレージに関することなど多岐に渡ってJAL全般の問い合わせを受け付けてもらえる窓口です。
同様の窓口は、JALマイレージバンクなどでも提供されていますが、電話がつながるまでに時間がかかることが日常的です。
上級会員専用の窓口なら、優先的に電話がつながる仕組みになっています。
普段電話で問い合わせる機会があまり無い人も多かもしれません。
電話窓口が役に立つのは、もしもの緊急事態です。
例えば、台風など自然災害や機材故障での遅延・欠航したときに電話窓口がつながれば、他の人より早く振替便の手続きができて、いち早く目的に出発できるメリットがあります。時間の損失を最小限に抑えることが可能です。
もちろん、早い段階で振替便の時間が分かれば、安心できますし、空港に向かう時間も調節できるので、休息、仕事、遊びなど時間を有効活用できます。
上級会員の専用問い合わせデスクは、もしものときに役に立つ安心特典です。
JGC魅力特典② 前方座席指定
上級会員になると航空機の前方座席を予約できるようになります。
飛行機の座席指定は、すべての座席を誰でも指定できる訳ではありません。
一部座席は上級会員向けに一般の人が指定できないように事前にブロックされている座席があります。普段気づくことはありませんが、上級会員と一般会員が同じ便を予約して座席指定をするときに指定可能な座席に差があります。一般会員は、既に指定済みのように画面上表示されるため、気づきません。上級会員なら空席になっていて、座席指定可能になっています。
それは、前方の座席区画が上級会員向けに用意されています。
前方座席は、飛行機から降りる際に早く降りることができることが、優先座席となっている最大の理由です。
その他にも、飛行機の乗り心地が前方の方が良いとか、機内サービスが前方から実施されるなどもあります。
目的の空港に到着してから、すぐに飛行機から降りられるメリットは上級会員の特権として優遇されているのです。
飛行機の座席は前方が人気で、後方の方が快適に過ごせるとも言われています。
出張など時間が限られた場合や目的地の滞在時間を有効活用したいなど、時間を意識するときには前方の座席を選んでみましょう。
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JGC魅力特典③ 専用チェックインカウンター
手荷物預けや搭乗券の発券などで利用するチェックインカウンターには、上級会員専用のカウンターが用意されています。
連休や休暇シーズンに飛行機を利用すると荷物を預けるだけで30分以上かかったなど、大変な思いをしながら出かけることになると思います。
しかし、上級会員カウンターなら空いていて短時間に荷物を預けたり、搭乗手続きを行うことができます。
実際の体験を紹介させていただきます。
お正月の沖縄から飛行機に乗ったときのチェックインカウンターの状況です。
一般カウンターには長蛇の列となっていて、行列を整理するテープが無い場所までとっても長く列を作っていました。ここに並んだら、どのくらい時間がかかるかなんて想像できないくらい長い列になっていました。
一方、上級会員専用カウンターは、ほとんど並んでいません。
数人ならすぐに自分の順番になるので、とっても快適です。
上級会員のメリットは、みんなが旅行にでかけるときこそ、メリットが発揮されます。
他の人より優先的に手続きができて、快適に飛行機までの時間を過ごすことができます。
JAL国内線の上級会員専用カウンターは2種類あります。
- ファーストクラスカウンター
ダイヤモンド、JGCプレミア、ファーストクラス搭乗客
- JGCカウンター
サファイア、JGC
JAL国内線の最上級はファーストクラスカウンターです。
上級会員のなかでも上位資格のダイヤモンドとJGCプレミア会員が利用できます。
それ以外に、国内線ファーストクラスに搭乗する乗客も利用できます。
利用できる人が限られているので最も空いています。さらに対応するグランドスタッフも選りすぐられたメンバーなので、対応が早いことが特徴です。
上級会員の多くが利用するJGCカウンターです。
JAL上級会員御用達のカウンターとして知られています。
休日などは空いていて快適なチェックインカウンターですが、あえて落とし穴あるとしたら、平日の朝ラッシュ時間帯です。上級会員の多くが、仕事で頻繁に飛行機を利用する人達です。出張で各地へ向かう平日の朝時間帯は上級会員がとっても混むなんてこともありますが、飛行機に乗り慣れた人達なので、ひとりひとりの手続き時間が短く、列になっても進みスピードがとっても早いことに驚きます。
国内線ではこれら2種類のカウンターが用意されています。
国際線の場合は、JGCカウンターまたはビジネスクラスカウンターが利用できます。JGCプレミア、ダイヤモンドメンバーならファーストクラスカウンターも利用できます。
エコノミー搭乗でもこれらカウンターで手続きできるので、快適なソラの旅が準備されています。
JGC魅力特典④ 優先保安検査
搭乗口に向かう前に保安検査を受けてから制限エリアへと向かいます。
出発の多い時間帯や連休などだと、手荷物預け同様に長蛇の列になっているなんてこともありますね。
上級会員になれば、上級会員専用の保安検査場や専用レーンが用意されています。
専用保安検査場は、チェックインカウンターのすぐ近くやチェックイン建物の奥に設置されています。
専用レーンの場合、通常と同じ保安検査場に上級会員のみが利用できるレーンを用意している場合もあります。
上級会員のみが利用できるので、通常に比べれば大幅に短時間で保安検査を通過することができます。
長時間列に並んで時間を無駄にすることなく、効率よく搭乗口に向かうことができます。
この上級会員専用保安検査は、サファイアより上位のステータスを獲得することで利用できます。もちろん、JGCでも利用できます。
さらに羽田空港など大きな空港ではファーストクラス専用保安検査場と言う、ダイヤモンド、JGCプレミア、ファーストクラス乗客用の保安検査も設置されています。
多くの人が利用する空港でも上級会員用の保安検査場が充実しているので、待ち時間がとっても短いので、快適なソラの旅を支援してもらえます。
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JGC魅力特典⑤ JAL上級会員ラウンジ「サクララウンジ」
JAL上級会員用のラウンジサービスを提供しています。飛行機の搭乗前にのんびりくつろげる待合場所として提供しています。お酒を含むフリードリンクや新聞や雑誌などが無料で利用でき、羽田空港ではシャワーも利用することができる優雅な空間となっています。
JGCやサファイアのステータスを獲得すると「サクララウンジ」が利用できます。
ダイヤモンド、JGCプレミアになると上位の「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」が利用できます。
JALではこの2種類のラウンジサービスが上級会員向けに提供されています。
サクララウンジは、保安検査を通過した、搭乗口のある制限エリアにあります。
搭乗の直前までラウンジで過ごせるので特典の中でも一番魅力のサービスと言われています。
羽田空港のサクララウンジを紹介したいと思います。
ラウンジには専用のエントランスがあります。
搭乗券を読み取り機にかざして、利用者の判定をします。
利用条件は上級会員本人と同伴者1名が無料で利用できます。
サクララウンジはシックで落ち着いたデザインです。
生ビールなど、ドリンク類が無料で提供されます。
国内線のサクララウンジはドリンクのみ提供されています。食事は持ち込むことは可能です。
生ビールは、那覇空港のサクララウンジだとオリオンビールが提供されるなど、地域ゆかりのものが提供されるのも特徴です。
飛行機を眺められる席もあり、出発までの時間を優雅に過ごす魅力の空間です。
ダイヤモンド・プレミアラウンジも紹介します。
エントランスは共通ですが、エントランスから右方向と左方向のどちらに進むかでサクララウンジとダイヤモンド・プレミアラウンジが分かれています。
室内の雰囲気は似たようなつくりになっています。
ダイヤモンドプレミアラウンジでは、サクララウンジで提供されるドリンクに加えて軽食が提供されることが大きいな違いです。
写真の軽食は那覇空港で提供される、ジューシーの焼おにぎり、沖縄オハコルテのクロワッサン、JAL特製焼きカレーパンです。沖縄にゆかりのあるラインナップが特徴です。
国際線のサクララウンジでは、食事も提供されます。
朝、昼、夜と時間帯で異なるメニューのビュッフェ形式で楽しめます。
ワインやウィスキーなどドリンクも国内線に比べて種類が豊富になっています。
国内線は羽田空港のみ、国際線は各空港のサクララウンジにシャワーが設置されていて、無料で利用できます。
長旅の前にリフレッシュできるのは良いサービスですね。
JGC会員になれば、魅力のラウンジサービスも生涯に渡って利用できます。
会員本人+同伴者1名が無料なのも魅力ポイントです。
JGC魅力特典⑥ 優先搭乗
飛行機に搭乗するときにメンバーの皆様などと放送を聞いたことがある人が多いと思います。
そのメンバーとは、JAL上級会員のステータスのことを指しています。
JGCやサファイアより上位ステータスの上級会員は、飛行機にいち早く搭乗できるサービスが優先搭乗です。
優先搭乗は、一番はじめにお手伝いが必要な方から開始され、その次に上級会員のメンバーが優先搭乗となります。機内にほとんど人が居ない状況で搭乗することができます。
優先搭乗のメリットは、荷物棚に必ず手荷物を収納できること、混雑する前に機内へスムーズに移動できること、出発まで座席でゆっくり待てることがあります。
機内が混雑していると荷物棚がいっぱいで座席下に荷物を置くことになるなんてことがありますが、優先搭乗でいち早く乗れれば確実に荷物を荷物棚の中に収納できます。
一般客の搭乗がはじまると機内の通路で行列になるなんてことがあります。自分の座席がすぐそこなのに列が進まなくてイライラするなんてこともあるかもしれませんが、優先搭乗なら人が少ないうちに機内に入れるのでスムーズに席まで移動できます。
自分の席に着いても荷物をしまったりと準備でバタバタするなんてことなってしまいます。席に着いたらすぐ出発なんてこともありますが、優先搭乗なら出発するまで十分に時間がありますので、席に着いてからも落ち着いて出発することができます。
優先搭乗で機内に入ってからの時間にゆとりを持つことができるサービスです。
JGC魅力特典⑦ 預け荷物優先受け取り
飛行機に乗る前に預けた荷物を到着空港で受け取るときに、ものすごく時間がかかると感じたことはありませんか?
上級会員になると優先的に先に預け荷物を受け取ることができます。
預け荷物の返却する順番はある程度決まっています。
一番はじめに返却されるのは、上級会員の荷物になっています。
荷物を預けるときにタグを取り付けます。そのタグには行き先や便名はもちろんですが、返却時の優先順位も記載されています。最も優先されるのが「First」と記載され、次に「Priority」と記載されています。
一般客の荷物には何も記載されません。
Firstタグと記載されるのは、ダイヤモンド、JGCプレミア、ファーストクラスの乗客になります。
Priorityタグは、JGC、サファイアの上級会員になります。
上級会員になれば、確実に早く預け荷物を受け取れる仕組みになっています。
国内線で一番大きい飛行機の場合、500人乗ることができます。
こんなにたくさんの人が乗っているとなかなか預け荷物が帰ってこないとか、運悪く最後の方になってしまったら、早く飛行機を降りても空港から出発までに時間がかかってしまうなんてこともあります。
上級会員の割合は平均2割と言われています。500人乗りなら100人程度が上級会員になります。必ず上級会員の荷物が先に返却されることが保証されているので、たくさんの人が乗る飛行機でも上級会員はかなり早く荷物が受け取れますね。
預け荷物の優先受け取りは、国際線、国内線の両方で受けられるサービスです。
JGCになれば、いつも預け荷物を早く受け取れるという訳です。大きな荷物も気軽預けられるうれしいサービスです。
JGC魅力特典⑧ マイル積算率アップ
飛行機に乗るとマイルが貯まることは皆さん知っていると思います。
実際にどのくらいのマイルが貯まるか計算したことはありますか?
積算されるマイル数は、区間、運賃、種別などの要因で大きく変動します。その変動要因の中には、ステータスランクが関わっています。
つまり一般会員より上級会員の方が多くのマイルを獲得できることになります。
例えば、東京から沖縄まで搭乗した場合で計算してみましょう。
JMB一般:738マイル
JALカード:812マイル
JGC:996マイル
クリスタル:1144マイル
サファイア:1513マイル
JGCプレミア:1513マイル
ダイヤモンド:1697マイル
JALマイレージバンク会員では738マイルですが、上級会員のランクが高くなるほどたくさんのマイルを獲得できます。2倍以上の大量マイルを獲得できるので、見逃せない重要な特典なことが分かります。
ステータスランク毎のボーナスマイル増量割合がこちらです。
ダイヤモンド:130%
JGCプレミア:105%
サファイア:105%
クリスタル:55%
JGC:35%
通常よりかなり多くのマイルを貯められることがお分かりいただけます。
出張などで頻繁に飛行機を乗る人ほど上級会員は大量のマイルを貯めやすくなります。
上級会員になるだけで、たくさんのマイルを貯める重要な役割になります。
JGC魅力特典⑨ ワンワールドステータス
JALの機内アナウンスで「今日もワンワールドアライアンスメンバー日本航空をご利用くださいましてありがとうございます。」を聞いたことがあると思います。
このワンワールドアライアンスとは何か知っていますか?知らない人の方が多いと思います。
ワンワールドアライアンスとは、世界の13航空会社が加盟する航空連合の組織名称です。航空券の発券、乗り継ぎ連絡、共同運行、マイレージ相互利用など、各地の航空会社が協力関係を築いています。
ワンワールド以外に、ANAの加盟するスターアライアンスやスカイチームなどの組織があり各航空会社が協力しています。
ワンワールドは、JALを含む13社のアライアンスです。
- JAL
- アメリカン航空
- ブリテッシュ・エアウェイズ
- キャセイパシフィック航空
- フィンエアー
- イベリア航空
- マレーシア航空
- カンタス航空
- カタール航空
- ロイヤル・エア・モロッコ
- ロイヤルヨルダン航空
- S7航空
- スリランカ航空
ワンワールドステータスは、ワンワールドに加盟する各航空会社で利用できる上級会員ステータスランクのことです。
JALの上級会員になると自動的にワンワールドのステータスも獲得できます。
ワンワールドのステータスランクは3種類あります。
・エメラルド(JALダイヤモンド、JGCプレミア)
・サファイア(JALサファイア、JGC)
・ルビー(JALクリスタル)
各ランクに応じてワンワールド加盟航空会社でもラウンジや優先搭乗など上級会員として特典を利用できます。
JALの上級会員になるとワンワールドの13社でも上級会員になれるのがワンワールドステータスです。
JGC魅力特典⑩ JGCなら年会費のみで同じ特典を継続
JAL上級会員のサファイアは、1年間限定で特典が利用できます。
JGC入会することによって、クレカ年会費を払い続ける限り生涯に渡って特典を継続して利用できます。
毎年何回も飛行機に乗って、サファイア資格を継続することは、とても大変なことです。
あなたがJGC会員になれば、ここまで紹介した魅力の特典を生涯に渡って継続することができます。
JGC会員は、入会後、飛行機に乗らなくてもOK!年会費で継続できる特別な上級会員です。
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JAL上級会員 JGC入会条件 2024年から大きく変わった
JALグローバルクラブ(JGC)は、入会すればJALカードの年会費を支払うのみで、JAL上級会員のサファイアと同等の特典を受けられる特別なサービスです。
文字で見ると変化が無いように思えますが、実はJGC入会が激ムズに変わってしまったのです。
サファイアと言うステータスは、毎年1月~12月の1年間のJAL飛行機の搭乗実績に応じて獲得できる上級会員ステータスです。
つまり、1年間だけ飛行機に乗りまくることができればJGCに入会できました。
正直な話をすると、1,500 Life Status ポイントを1年間で貯めることは、かなり厳しいです。
1年でJGCを入会することが2024年以降は激ムズなのですが、JAL Life Status ポイントになったことで、2年、3年、5年など長期間でポイントを貯め続けることができるように改善もされています。
2024年から新しく始まる「JAL Life Statusプログラム」について、まずは詳しくお伝えします。
JAL Life Statusプログラムについて
JAL Life Statusプログラムは、2024年から始まる新しいポイント制度のことです。
飛行機に搭乗してポイントを貯める他にも、JALカードやJAL Payなどの日常生活でもポイントを貯めることができ、ポイントの有効期限が無く一生涯ポイントを貯めることが特徴のプログラムです。
貯めたポイントに応じて、JMB eliteやJGCと呼ばれるステイタスランクが付与されます。
正直、JALマイル、eJALポイント、FLY ON ポイントと今まで3種類もポイントがあったのに、4つ目の「Life Status ポイント」が増えてしまい、頭の中は大混乱だと思います。
JGCに入会するには、1,500 Life Status ポイントを貯める必要があります。
具体的には、以下のJALサービスを利用することでポイントを獲得できます。
獲得ポイント数は、サービスによって異なります。
具体的には、JAL国内線1搭乗で「5ポイント」獲得できるので、300搭乗することでやっと1,500ポイント貯めることができます。
なかなか1年間で300搭乗することは厳しいと思います。
その点は安心してください。
JAL Life Status ポイントは、生涯継続して貯めることができます。
つまり、ポイントの有効期限は無期限なので、あなたのペースに合わせてコツコツ貯めることが大切ですよ。
例えば、3年なら年間100搭乗、5年なら年間30搭乗、10年なら年間30搭乗みたいな感じです。
それでも、こんなに国内線に搭乗できないよって思う方もいますよね。
JGCを目指すおすすめの方法は、組み合わせてJAL Life Status ポイントを貯めることです。
JALカードの支払い、JAL Payの支払いなど、複数サービスを組み合わせて利用することによって効率良くJAL Life Status ポイントを貯められます。
飛行機に乗ることがシンプルで分かりやすいかもしれませんが、JAL国内線の航空券を買うときに、JALカードで支払いをすれば、搭乗時のポイント+カード支払いのJAL Life Status ポイントを2重取りすることができます。
JAL Life Status 1,500ポイントを貯めてJGCに入会することは正直な話をすると大変ですが、長期的な計画を立てれば達成することは十分に可能ですよ!
JAL Life Status プログラムについて、別記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてくださいね。
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JAL上級会員 JGC資格を維持する方法
JGC会員資格はJALカードの付帯サービスです。JALカードを継続することがJGC維持する条件になります。
JGCに入会するためには、JAL Life Status 1,500ポイントが必要になりますが、継続するために飛行機に搭乗し続ける必要はありません。2年目以降は、JGCカードの年会費の支払いのみでJGC資格が維持されて、サクララウンジや優先搭乗などのサファイアステータス同等の上級会員としての待遇が保証されています。
JGC会員は入会するまでが大きな山になります。その後、継続は年会費のみでとっても簡単なことが特徴です。
日々飛行機に乗らないなんて人でもJGCは憧れる上級会員ステータス!
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JAL上級会員 JGC会員年会費
JGC会員資格を維持するためにどのくらいの費用がかかると思いますか?
なんとなく上級会員だから高い!とイメージすると思います。
JGC会員としての年会費は0円!無料です。
ただし、JALカードの年会費が必要!
JGC CLUB-Aカード:11,000円
JGC会員としての年会費は無料ですが、JGC会員はJAL CLUB-Aより上位のJALカードが必須条件です。
そのため、JALカード年会費の最低11,000円が必要です。
JALカードとJGCカードのどちらも年会費は同額!全く同じなので、今までもCLUB-Aカードを利用していた人なら、JGCの追加でかかる費用は無料です。
はじめてCLUB-Aを持つ人にとっては年間約1万円の費用がかかります。
1万円でいつでもお酒も楽しめるサクララウンジが利用できて、優先チェックインや優先搭乗など待ち時間を大幅に短縮できる優雅な特典などがあるので、年1回以上JALの飛行機に乗るならお得です!
今もJALマイルを貯めている人の多くがJGC会員を目指す人のほとんどです。
JAL上級会員 JGC修行とは
JGC修行と言う言葉を聞いたことがありますか?
JGCはもちろん、JALグローバルクラブのことです。
修行ってどういうこと?と思う人がほとんどだと思います。
JGC修行とは、JALグローバルクラブに入会することを目的に飛行機に乗りまくる人たちのことを指します。そのため、福岡と宮崎の間を1日に10回搭乗するとか、とにかく効率的に飛行機に乗りまくることです。
日本では、マイレージ修行と呼ばれ、JALのJGC修行の他にANAのSFC修行も有名です。
海外では、マイレージランと呼ばれ、各航空会社の上級会員資格獲得のために飛びまくる人達がいます。
芸能人では、ジャニーズの風間俊介、福地桃子などが、マイレージ修行をしたことを公表したり、番組の企画で実際に修行を行ったことで有名です。
従来は、出張などで頻繁に飛行機を利用する人だけが永遠の上級会員JGCに入会していました。
今では、年に数回しかJALを利用しない人でも修行でJGCを獲得するようになってきています。
JAL上級会員 JGC修行する価値はある?
修行をしてまでJGCの上級会員ステータスを価値があるのか?と疑問に思う人も居ると思います。
結論、JGC修行する価値はあります!
私はJGC修行でJGCに入会しました。
JGCを取得することで、旅行を楽しむことに集中できることがメリットです。
修行を検討する人の多くは、仕事で飛行機を利用するより、旅行や帰省などプライベートで飛行機を利用する人が中心です。
ほとんどの人が土日や祝日に合わせて、仕事を休み、休暇を楽しむ人達です。
いざ旅行で飛行機を利用すると、空港は大混雑、長時間列に並んで大変な思いをしながら飛行機で目的地に向かうなんて経験があると思います。
目的地に着く頃には、疲れてヘトヘトになってしまって、休暇を楽しむはずが余計に疲れてしまうなんてこともあるでしょう。
上級会員JGCになれば、専用チェックインカウンター、専用保安検査、ラウンジ、優先搭乗、優先預け荷物返却など、飛行機に乗るまでの数多くの待ち時間を短縮することができてしまいます。
短時間で手続きを済ましたら、ラウンジで無料のビールを楽しみながら搭乗時間まで優雅に過ごせば疲れることなんてありません。
目的地までにリフレッシュして、旅行先や帰省先で思う存分に楽しい時間を過ごすことができるのがJGC会員になることの最大の魅力です。
JGC入会するには1,500 Life Status ポイント貯める必要があります。
2年目以降継続するには、クレジットカードの年会費を払うのみ。
一度だけJGC修行して、獲得したJGCのステータスは生涯に渡って継続できるのでJGC修行は価値があります。
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JAL上級会員 JGC修行方法
2024年以降のJGC修行の方法をお伝えします。
JGCに入会するには、1,500 Life Status ポイントを貯める必要があります。
具体的には、以下のJALサービスを利用することでポイントを獲得できます。
- JAL国内線の搭乗
- JAL国際線の搭乗
- JALカードの支払い
- JAL Payの支払い
- JAL Mallの利用
このように複数のサービスでポイントを貯めることができるので、複数サービスを組合せて使うことによって、効率的にポイントを貯めることが可能です。
しかし、なるべく短期間で1,500 Life Status ポイントを貯めることを目標とするなら、JAL国内線の搭乗を中心に貯めることがおすすめです。
確かに国内線の搭乗のみだと、300搭乗することが必須条件です。
多くの人が思うことは、日本各地に搭乗することをイメージしがちですが、実際には違います。
回数修行と呼ばれる方法が、一番効率的に搭乗することができますよ。
有名な路線としては、
例えば、福岡ー宮崎なら1日10搭乗することができます。
これを聞いて気が狂ってしまいそうですが、実際に多くの人が使っている方法ですよ。
宮崎や福岡の空港に到着すると乗り継ぎで同じ目的地を目指す人が10人以上いたり、テレビやSNSの効果で認知度が高い方法なんですよね。
確かに朝から夜まで飛行機に乗ることになるので、飛行機が好きな人なら嬉しいかもしれませんが、飛行機が苦手な人にとって向いてないかもしれませんね。
福岡、宮崎、那覇などのピストン修行の聖地に住んでいる方なら、朝から夜まで、ひたすら往復することが最短のJGC達成方法になります。
そんな都合よく現地に住んでないよって方でも、朝は羽田や伊丹から福岡などの出発地に移動して、夜は現地に滞在して観光や食事などを楽しむ方が多いですよ。
例えば、金曜に仕事終わったら羽田に直行して、福岡に移動してホテル泊をして、土曜日は福岡ー宮崎をひたすら往復して、日曜日も同じく往復したあと、羽田に帰るって感じです。
一般の方にとっては、辛いことから修行と呼ばれています。
逸般の方にとっては、とっても楽しい修行になんですよね!
JGCを目指すことは、一般人とっては辛いことなので、ぜひ皆さんも飛行機に乗る楽しみを見つけて、修行を満喫することが大切ですよ。
JAL上級会員 JGC修行の費用は?
修行でJGCを目指す場合の費用が、どのくらいなのかってことは重要になりますよね。
JGCに入会するには、1,500 Life Status ポイントを貯める必要があるからです。
国内線1搭乗で5ポイント獲得できます。
回数修行の定番、福岡ー宮崎の運賃は5,280円〜が目安。
単純に300搭乗すると158万4千円になります。
Life Status ポイントは、搭乗以外にも様々なサービスでポイントを貯めることができるので、他の方法で獲得したポイントと合算するので、この300搭乗を全額支払う方は少ないと思います。
あくまで目安ですが、150万円の修行費用がかかると言うことです。
JAL上級会員 JGC修行を実質無料にする方法!
JGC修行は、テレビやSNSで話題になっています。JGC入会するために150万円以上も支払えるお金持ちなんて少ないに決まっていますよね。
実は裏ワザがあって、JGC修行を実質無料にできます!
JALマイルを貯めて、eJALポイントに交換して、航空券を購入することです。
マイルと言えば、特典航空券を思い浮かべる方も多いのですが、残念ながら特典航空券は Life Status ポイントが貯まりません。
Life Status ポイントを貯めるには、有償航空券を購入して飛行機に乗ることが必須条件ですよ。
しかし、JALマイルは有償航空券の支払いに、使えません。
そのため、JALマイルをeJALポイントに交換する必要が発生します。
eJALポイントは、航空券の支払い、パック旅行の支払いなどに使えるポイントです。
JALマイルからeJALポイントに交換する場合のレートがこちらです。
10,000マイルまとめて交換すると1.5倍の15,000eJALポイントに増えるお得な交換レートで交換できます。
JALマイルからeJALポイントにするときは必ず10,000マイル毎まとめて交換することが重要です。
1eJALポイント=1円として利用できます。
10,000円の航空券を購入するには、10,000eJALポイントが必要と言うことになります。
eJALポイントはクレジットカード払いとの併用も可能です。
3,000eJALポイントとクレジットカードで残り7,000円支払うなどもできます。
航空券を購入するときは10eJALポイント単位で好きなポイント数で支払うことができます。
eJALポイント最大のメリットは、搭乗実績に応じてマイルやLife Status ポイントが付与されることです。
お金で支払った航空券と同じ様に飛行機に乗ると、距離や運賃種別に応じて搭乗マイルとFOPが貯まります。
つまり、eJALポイントで購入した航空券で搭乗すれば上級会員を目指すことが可能です。
マイルの場合は、特典航空券との交換になるので搭乗でマイルやLife Status ポイントは無いです。
eJALポイントの場合は、先得や得便割引や株主優待や普通航空券など、お金で購入できる通常の航空券をeJALポイント払いして購入するから、搭乗でマイルやLife Status ポイントが貯まります。
マイルを貯めて、eJALポイントに交換するひと手間だけで、無料で航空券が購入できるお得な裏技です。
JGC修行もマイルを貯めて、eJALポイントで航空券を購入して飛行機に乗れば、上級会員にお金を使わなくてもなれてしまいます。
JGC修行150万円の全額をeJALポイントで支払うには、
1,000,000マイル=1,500,000eJALポイント
全額無料を達成するには、100万マイルを貯めることが目標になります。
いやいや、そんなにマイル貯まらないし、出張なんて年に数回しかない、毎日JALカードで必死にクレカ払いしても数万マイルしか貯まらないことを知っているでしょ...
そんな声が聞こえてきそうです。実際に私も2016年まではその通りです。稀にある出張で少しマイルが貯まって、日々JALカードの支払いで年間2万マイル貯めていました。マイル有効期限3年間でどんなに効率的に貯めても10万マイル行けば上出来でした。しかし、それでは数回国内線乗ったら終わりです。気休めの旅行程度でした。
よくマイルを貯めて毎年家族でハワイに行くなんて話を聞きますが、ほんの一部のお金持ちの世界だと思っていました。実際は誤解でした。みんなが話題にする「クレジットカード支払い」や「飛行機に乗る」この2つの話では年間1〜3万マイル程度が上限です。大量マイルを貯めるには発想の転換が必要だったのです。3つ目のマイルを貯める方法は、あなたにとっての「裏ワザ」ですが、陸マイラーにとっての「王道」手段があります。詳しくは別記事で解説していますので合わせて読んでみてください。
陸マイラーにとって王道の方法なら年間20万マイル以上を誰でも貯めることができます。誰でもできる再現性がある方法です。はじめは私も半信半疑でしたが、実践して数ヶ月後には「こんな簡単にマイルが貯まるのかよ!」と驚きました。JGC修行に必要となる資金は、ほぼJALマイルから交換したeJALポイントを使っています。
JALマイルがあったからこそ上級会員になることができたと言えます。マイルがあるから旅行に出かける頻度が増えて、上級会員になって良かったと感じることも増えました。
確かに、年間20万マイルだと100万マイル貯めるには5年間必要です。
Life Status ポイントは、有効期限が無期限のポイント制度なので、継続的にマイルを貯めて、毎年国内線の搭乗回数を積み上げることで1,500Life Status ポイントを貯めることが有効な方法です。
以前のように短期間でJGC達成することは激ムズになりましたが、自分の都合に合わせてマイペースに数年かけてJGCを目指すことができるようになったことは大きな変化ですよ。
まとめ
JAL上級会員のJGC(JALグローバルクラブ)について解説しました。
JGCの魅力の特典を獲得するためにたくさんのマイルを貯めて、マイルをeJALポイントに交換することでJGC修行を実現することができました。年に数回しかJALを利用しなかったとしても、サクララウンジや数多くの優先サービスで快適なソラの旅ができるようになりました。
一度入会すればJALカード年会費で継続できるJGCを目指してみてはいかがでしょうか。
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搭乗120回または100,000FOP
搭乗80回または80,000FOP
搭乗50回または50,000FOP
搭乗30回または30,000FOP