マイルを貯める楽しみは特典航空券ですよね。どこに行こうかワクワクしながら考えるひとときが嬉しいんですよ！
でも、特典航空券の独自ルールが難しいって感じてる人も多いんですよね。
確かに初めてのときは難解で分かりづらいから、マイルは貯めたいけど少し距離をとってしまう方もいるくらいです。実は簡単ルールはひとつ！共通のルールを知れば楽々特典航空券を使えちゃいます。しかも、片道5,000マイルから使える手軽さが魅力です。
今回は、初めてANA国内線特典航空券を使う人に向けて、詳しく解説します！
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ANA特典航空券国内線とは
特典航空券とは、マイルで交換できる特別な航空券のことです。有償航空券と比べて、運賃が安くて予約変更や取消が柔軟にできるから人気があります。
対象はANA全路線で特典航空券が利用できます。さらに、エアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤーなどのコードシェアしている共同運行会社の飛行機にも特典航空券が利用できます。
国内線と国際線の両方とも特典航空券が使えますが、今回は国内線に注目してお伝えしますね。
ANAマイルを貯めたら、特典航空券に交換することで飛行機に乗れる！
全路線が対象だから、あなたの行きたい場所に好きなとき行ける夢のようなチケットですよ。
いつも購入する有償航空券と特典航空券を比較しながら、本当に特典航空券は夢のチケットなのか、マイルを貯める価値があるのかを見ていきましょう。
ANA特典航空券国内線デメリット 販売席数に制限あり
心苦しいことですが１番重要なことなので先にお伝えします。
特典航空券は販売する座席数に制限があります。
早いもの勝ちです。利用するなら、今すぐ予約することが超重要です。
飛行機って大きな機体から小さな機体まで、色々な種類があります。座席数にすると74席〜514席と本当に大きな差があります。もちろん航空券は席数に対して、全席数が販売されています。それは、普通運賃航空券も含めた販売数です。
みなさんは何気なく航空券を買っていますが、運賃によって種類があるんです。１番定番なのは、スーパーバリュー運賃で早割とも呼ばれます。しかし、このスーパーバリューも販売数に制限があります。東京ー大阪便みたいに１日に何往復もする路線を見ると時間帯によって料金が違うことがありますよね。安い便と高い便が混ざってます。高い料金になる理由は、安い運賃の販売席数が売り切れてしまったから、高い運賃が表示されています。安い運賃は、席数が限定されていることが原因です。
特典航空券も同様に、便毎に販売席数が限られています。
実際に特典航空券を予約しようとすると、空席がある便と満席になっている便があります。旅行や出張などで使いやすい、朝や夕方は人気が高くてすぐに予約が埋まることもあります。一方で、日中や早朝なら直前でも空席がある確率が高いです。
特典航空券の販売席数は非公開ですが、約20％〜30％の席数が販売されていると言われています。例えば500席の飛行機なら、100席〜150席が目安ですね。
この席数はあくまで、有償航空券と特典航空券の合計席数なんですよ。予約が開始されてから先着で100席が予約されるまでです。早割運賃や普通運賃や特典航空券などの合計で100席になるまで、特典航空券で予約ができます。この基準を超えると、有償航空券は空席ありで販売中ですが特典航空券は満席になってしまいます。
特典航空券で飛行機に乗るなら、早いもの勝ち！旅行の予定が決まったら、いち早く予約しましょう。
そうは言っても、予定が決まらないよ、変更になるかもって人でも安心できるメリットがあります！これこそ、特典航空券が人気の秘訣なんですよ。
ANA特典航空券国内線メリット① 予約変更もキャンセルもOK
特典航空券は、販売席数が限られますが、予約変更やキャンセルができます。
いつも料金を払って飛行機に乗っている人なら詳しいかもしれませんが、早割などの割引運賃は予約変更不可で、キャンセル料が50％なのが定番です。
特典航空券の予約変更は無料です。同一区間に限定ですが、予約便の出発前までに、オンラインで予約変更ができます。最初の予約日から１年間の有効期限がありますが、回数は無制限で変更できます。
変更条件は、予約便の出発前までにオンラインで手続きすることです。空港のカウンターでは対応不可なので気をつけましょう。うっかりスマホ忘れて空港に行ってしまったら大変なことになりますよね。
変更する便は、出発前日まで予約可能です。変更日の翌日の便から予約できます。現在予約している便とは関係ありません。日程が前でも後でも変更できます。今日変更するなら、明日以降の便なら変更できます。当日中の変更がNGなので気をつけましょう。最大で一番初めの予約日から１年先まで変更可能なので、かなり自由度が高くて便利ですよね。とりあえず特典航空券を予約して予定が変わったら変更すれば大丈夫ですよ。
特典航空券のマイル数は時期によって変動します。変更を希望する便のシーズンマイル数が適用されます。詳しいマイル数は後半で解説します。シーズン毎3段階で必要になるマイル数が変わります。予約変更でマイル数が変わったら新たなマイル数が適用されます。必要マイルが増えれば改めて差額のマイルが引かれますが、減れば差額マイルが返還になります。
自由気ままに変更できる特典航空券ですが、もしも予定を辞めて払い戻ししたいときも対応しています。
自己都合で特典航空券をキャンセルする場合は、手数料１名毎に3,000マイルで払い戻しできます。予約便が出発前にウェブサイトまたは電話でキャンセルできます。ネットなら公式サイトの予約一覧から払い戻しを選択するだけで気軽にキャンセルできます。
もしも、悪天候や機材故障で欠航した場合、手数料は無料でマイルが返還してもらったり、代替え便へ振り返ることもできます。緊急時の対応は、有償航空券と同じなのも安心して特典航空券が使えますね。
特典航空券は席数が限定される一方で、予約変更や払い戻しで柔軟に対応できるからこそ、とりあえず早めに予約することがおすすめです！
自由度が高いことは分かってもらえたと思います。気になるのは、特典航空券はお得なの？マイルが少なくても使えるの？ってことですよね。そのあたりを見ていきましょう。
ANA特典航空券国内線メリット② 片道から気軽に使える
ANA特典航空券の国内線は、片道から利用できます。
明日、とりあえず東京から沖縄に行こう！でも、帰りは未定だから後で予約しようとか、他の航空会社を使って帰るとかもできます。１区間の片道利用から手軽に特典航空券を使えます。
ただし、片道は国内線のみです。国際線は往復が必須になります。
国内線の特典航空券は、１回で２区間まで予約できます。往復するから行きと帰りの両方をまとめて予約することもできますし、片道ずつ２回予約すると言う方法もあります。
片道と往復で必要マイル数は同じですが、キャンセルするときの手数料に差があります。自己都合のキャンセル手数料は1名3,000マイルです。1予約毎に必要になります。片道に分けて2回予約した場合は、キャンセル手数料は2回分の2倍必要です。これを往復2区間まとめて1回で予約することでキャンセル手数料も1回分で済むことがメリットです。
例外的に沖縄の宮古島と石垣島の離島乗り継ぎは４区間まで予約できます。例えば、東京から那覇空港で乗り継ぎして石垣島へ行く場合は、羽田-那覇-石垣を往復で予約できるんですよ。しかも、乗り継ぎ専用のお得なマイル数で予約可能です。これは日本各地から那覇空港で乗り継ぎして、宮古島または石垣島に行く場合に限定の特典です。宮古島や石垣島に行くなら、往復分をまとめて特典航空券の予約すれば安くなることを覚えておきましょう。
気になるのは、他の乗り継ぎですよね。残念ながら乗継割引は無し。特例は沖縄離島のみです。他の乗り継ぎは、通常の１区間と同様にマイルの支払いが必要になります。長距離移動するときは乗り継ぎした方が早いとか便数が多いこともありますが、直行便の方が安いのが特典航空券のルールなんですよね。
そうは言っても、片道の１便から手軽に使えるからこそ、思い立ったときに飛行機に乗れる手軽さは大きな魅力です。手軽だからこそ気になるのが特典航空券はお得なのかってことですよね。
ANA特典航空券国内線メリット③ とにかく安い
特典航空券は、5,000マイルからお得に使えます。
料金体系は距離と季節の２つに応じて必要マイル数が決まります。片道毎に適用されるので、往復で利用すると行きは閑散期で少ないマイル数だけど、帰りは通常期で少し高かったなんてこともあるんですよね。この変動する料金体系が、マイルは難しいとか、飛行機から遠ざかってしまう原因でもあります。確かに頭の中で考えてしまうと難しいですよね。
特典航空券の必要マイル数は、表で確認することで簡単に理解できておすすめです。
| マイレージ (片道) | L (ローシーズン) | R (レギュラーシーズン) | H (ハイシーズン) |
|---|---|---|---|
| 0～300マイル区間 | 5,000 | 6,000 | 7,500 |
| 301～800マイル区間 | 6,000 | 7,500 | 9,000 |
| 801～1,000マイル区間 | 7,000 | 9,000 | 10,500 |
| 1,001～2,000マイル区間 | 8,500 | 10,000 | 11,500 |
必要マイル数のチャートがこちらです。
季節が3段階のローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズン。
距離が4段階の0〜300マイル区間、301〜800マイル区間、801〜1,000マイル区間、1,001〜2,000区間マイル。
なんだか難しそうと思うかもしれませんね．．．ここで見るのは！
「レギュラーシーズン」の「301〜800マイル区間」だけです！
みなさん、これから行き先決めるのにどこを見れば良いか迷ってしまいます。そんなときは、とりあえずこの上に書いた場所だけで確認すれば良いんですよ。
一番多い期間が通常期のRです。絶対に年末年始や大型連休しか旅行しない人はHですが、そうじゃない場合もありますよね。普通の休日に旅行したいこと多いですよね。それなら、とりあえずRで見積もりしましょう。
| 区間距離 | 東京発 | 大阪発 | 名古屋発 |
|---|---|---|---|
| 0～300マイル区間 | 秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪 | 萩･石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎 | 新潟、松山 |
| 301～800マイル区間 (基本はこの距離！) | その他すべて | その他すべて | その他すべて |
| 801～1,000マイル区間 | 沖縄 | 石垣、宮古 | 沖縄、宮古 |
| 1,001～2,000マイル区間 | 石垣、宮古 | － | 石垣 |
区間は301〜800マイルだけで十分です。国内線のほとんどがこの距離なんです。なんで他の区間あるねんってツッコみたくなるくらい、他は数が少ないんですよね。
ぶっちゃけ「レギュラーシーズン」の「301〜800マイル」で仮に計画することがおすすめ！具体的な予定が決まったら、公式サイトをチェックしましょう。
結論、7,500マイルあれば国内のほとんどの場所へ行ける！
特典航空券を使うなら片道7,500マイルです。往復1,5000マイルが現実的な目標です。確かに最低5,000マイルからですが、5,000マイルの行き先は東京ー大阪程度なんですよね。もっと遠くへ行きたいですよね。それなら、7,500マイルを目安にすることがおすすめです。
重要なのは特典航空券がお得なの？ってことです。7,500マイルの行き先は東京から札幌や福岡が目安です。普通に有償航空券を買っても早割で1万円以上、当日なら4万円なんてこともありますよね。それと比べたら7,500マイルが超お得なの分かってもらえるはず。
マイル価値で計算すると1マイル＝1円なら7,500円分ですし、1マイル＝2円でも15,000円分です。有償航空券で片道15,000円って現実的な価格ですよね。マイルって価値がすごく高いんです。他のポイントって１ポイントが１円で使えることが多いんです。マイルって１マイルが２円以上の価値で使えるから、すごくコスパ高いんです。ANAカードなら還元率１％と100円決済で1マイルで貯めることができます。他社のポイントも同じ還元率でポイント貯めまるので、マイルを貯めるってすごく大切なこと。
特典航空券なら7,500マイルあれば日本各地に出かけることができるお得なチケットです。ANAマイル限定で交換できるチケットなので、まずはマイルを貯めることが超大切です。
いやいや、こんなにマイル貯められないよって人には、マイルとお得な運賃を組み合わせた「ANAいっしょにマイル割」がおすすめです。2人以上限定ですが1名は日本全国往復10,000マイルで同行者はお得な専用運賃で使える手軽さが魅力なので合わせて読んでみてください。
今は、そんなにANAマイルが無いよって人でも大量のANAマイルを貯めることができます。１年目の初心者でも年間20万以上のマイルを貯めることができます。これは陸マイラーと呼ばれる「飛行機に乗らずにマイルを貯める」人たちが使う王道の手段です。あなたも毎年家族でハワイ旅行をするなんて夢も叶えることができます。
ANA特典航空券国内線 概要
ANA特典航空券の国内線がいつから発売になるのは、とても重要なことです。予約開始日は年2回の1月下旬と8月下旬です。1月下旬に3月末から10月末まで、8月下旬に10月末から3月末までの搭乗分を一斉販売になります。細かな日にちは毎年前後しますのでANA公式サイトの予約案内で確認することがおすすめです。
販売席数が限定されていることは前半でお伝えした通り、公式には非公開ですが席数の20％～30％が特典航空券に割り当てられます。満席になってしまうと予約ができません。またはキャンセル待ちも国内線は不可能です。しかし、突然に空席が出ることもあります。理由はキャンセルする人がいたり、予約状況に応じてANA側の判断で席数を増やすこともあるので定期的に空席を検索してみましょう。変更は無料で1年以内なら回数無制限なので、なるべく早めに予約することがおすすめです。
特典航空券の1回の予約で2区間まで可能です。片道と往復で違いがあるのか疑問に思いますよね。必要マイル数は、片道でも、往復でも、同じです。しかし、自己都合で払い戻しするときに差があります。
払い戻し手数料は1予約毎に必要になるため、
・往復2区間を1回で予約した場合は、1回分の3,000マイルのキャンセル手数料
・片道1区間ずつ2回で予約した場合は、2回分の合計6,000マイルのキャンセル手数料
キャンセルする可能性があるなら往復分を1回でまとめて予約しましょう。
実際にANA公式サイトから特典航空券の国内線を予約する方法をお伝えします。
ANA特典航空券国内線 予約方法
いつも飛行機に乗るとき、航空券はどこで購入しますか？ANA公式サイト、旅行代理店、ホテルと飛行機がセットのパック旅行など、色々な選択肢がありますよね。
特典航空券は、ANA公式サイトのみで購入できます。公式サイトに慣れている人でも、普段と手順が違うから気をつけましょう。
トップページから「予約」から「特典航空券」を選びます。次に「特典航空券予約」に進みます。ANAマイレージクラブにログインします。
行き先を選ぶと空席状況や特典航空券の予約ができます。
いつもANAを使っている方だと、一般予約を検索しがちなんですが、特典航空券は専用の検索画面から予約することが必要になります。
まとめ
マイルを貯める魅力は特典航空券を使って気軽に各地へと旅行を楽しめることです。まずは国内線から特典航空券を使って飛行機に乗ってみる方も多いですよね。たった5,000マイルから飛行機に乗れるなんて、はじめて知ったときは驚きました。飛行機に乗ることは高級なイメージがあったからです。ANAマイルを貯めるだけで手軽に飛行機に乗れてしまいます。
しかし、なかなかマイルが貯まらないとか、ANAカード使っても思っている程じゃなかった。そんな方も多いです。最近はテレビでもマイラーの特集や芸能人がマイル貯めている光景をよく見ますよね。羨ましく思ってしまいますが、実はマイルを貯めるにはコツが必要なんです。独自の方法じゃないくて、大量にマイルを貯めている人たちの方法をマネすることが大切なんです。実際に飛行機に乗らずに大量のマイルを貯めてる「陸マイラー」の裏ワザを使えばあなたもANAマイルをたくさん貯められます。1年目の初心者でも年間20万マイル以上を貯めています。詳しくはこちらの記事でお伝えしているので合わせて読んでみてください。
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