さあ、楽しい旅行の始まりです!
空港に着いたら荷物を預けて、保安検査を抜けて・・・。
さて、飛行機に乗るまでの時間、皆さんはどう過ごしていますか?
制限エリア内には飲食店や売店がたくさんあって、ちょっと小腹を満たしたり、お土産を買ったりするのも楽しいですよね。
でも、空港には早めに到着したいけど、長い時間を搭乗口前のベンチで過ごすのはちょっと退屈・・・。かといってギリギリに着くのは不安だし。
そんなあなたにおすすめしたいのが、ANAラウンジ!
このラウンジは、条件を満たした乗客だけが利用できる特別な待合室なんです。
実は、乗客の20%が利用できると言われているんですよ。
広々とした専用スペースでは、無料でドリンクが楽しめます。
ソフトドリンクに加えて、ビールや焼酎などのお酒も揃っています。
平日の朝から優雅にお酒を楽しむ人たちもたくさんいるんです。
今回は、特別な乗客が利用できるANAラウンジの国内線について、利用条件、入り方、サービス内容などを詳しくお伝えします。
利用条件は意外と簡単に満たせるので、あなたもきっとANAラウンジを楽しむことができますよ。
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ANAラウンジとは
ANAラウンジは飛行機の搭乗前の時間に利用できる待合室です。搭乗口と同じ制限エリア内にあるから、飛行機に搭乗する直前まで使えてとても便利です。
空港に着いたら荷物を預けて保安検査を通過したあとに、ANAラウンジ専用エントランスから入室します。まさに重厚な扉で仕切られた高級感ある入口なので、初めて利用するときには少し緊張しますよね。
扉から奥に進むとエスカレーターがあります。搭乗口よりひとつ上の階に進みます。一般の待合スペースから見えない専用フロアにあるから、空港独特の雑踏や頻繁に流れるアナウンスからも開放されて、落ち着きある空間がANAラウンジの特徴です。
ANAラウンジに入室するとまずは、受付があります。搭乗時や保安検査のときと同様に、専用のリーダーに搭乗券のQRコードやICカードをかざして、入室資格があるかをチェックしています。
1名で利用する場合は、受付にある端末に自分の航空券をかざせば完了です。ラウンジの中へ進みましょう。同伴者がいる場合は、先にモニターの「お連れの方との入室はこちら」のボタンを押してから、利用資格のある本人が航空券をかざします。その後に、同伴者が航空券をかざして入室できます。
利用条件について詳しくは後半でお伝えします。
入室すると広々としたラウンジスペースがあります。入り口付近は混み合うので、なるべく奥の方へ進むと落ち着いてくつろげます。エリアごとにソファやテーブル席など種類も多いので使いやすい場所を探しましょう。
座席は自由なので空いている場所を探して使いましょう。どうしても出発時間が重なったり、遅延している便があると人が多いこともありますが探せば席は見つかります。ラッシュが過ぎるとすぐに空席が多くなるので、使いやすい場所へ移動するのもおすすめです。
席を確保したらドリンクコーナーへ行きましょう。ソフトドリンクから生ビールまで数も多いので迷ってしまいますよね。先にドリンクコーナー全体を見てから飲み物を選ぶとおすすめです。目についたドリンクを取ってから、他にも飲みたい物を見つけることもよくあります。大きな空港だと複数のドリンクメーカーがあって、手前はサントリーだけど奥ならコカコーラだったとかもあります。
飲み物はおかわりも自由なので、新しいグラスに変えて好きなだけ楽しみましょう。ラウンジ内はセルフサービスなので、利用済みのグラスやゴミは返却台やゴミ箱へ片付けが必要です。
ドリンクは種類が豊富にあります。食べ物はおつまみ程度しかありませんが、持ち込み可能なので事前に売店などで購入したお弁当などを楽しむことができます。
大きな空港ならANAラウンジ内に専用のキッズスペースもあります。家族連れでも利用しやすくなっています。しかし、小さな空港だとキッズスペースも無く、ラウンジ内も意外に静かなこともあるので状況に応じて臨機応変に使い分けると快適に空港を利用できます。
羽田空港のANAラウンジのマップです。広々としたラウンジスペースの他にも通話用のスペースや喫煙所やトイレなども整っています。
空港内のトイレって混み合うことも多いんですけど、ラウンジ内は空いていて利用しやすいので、出発前に立ち寄ると安心です。トイレットペーパーも少し柔らかいものだったりします。
鹿児島空港のANAラウンジは、コンパクトで落ち着いた内装になっています。空港の規模によってもANAラウンジの広さは大きく違うので、初めてANAラウンジ使うなら大きな空港がおすすめです。
那覇空港のANAラウンジは、リニューアルして多くの人でも使えるように以前よりスペースが拡大しました。また、一人ずつ仕切られた席が多いのも特徴的です。
新千歳空港のANAラウンジは、外を眺めることもできるようになっていて日中なら飛行機を眺めながら出発までの時間を過ごすこともできます。
空港ごとに特色があるから各地のANAラウンジを巡ってみるのも楽しみのひとつになります。
ANAラウンジ概要
ANAラウンジ対象空港は、羽田空港、新千歳空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港、成田空港、仙台空港、小松空港、岡山空港、広島空港、松山空港、鹿児島空港。
共用ラウンジ対象空港は、中部空港、関西空港、熊本空港、宮崎空港。
ANAラウンジ国内線は12空港に設置されています。さらにANAラウンジの利用条件を満たしている人を対象に共用ラウンジが使える4空港があります。
対象空港をANA便で出発するときにラウンジを利用することができます。
飛行機に搭乗するまでの時間を優雅に過ごすことのできるANAラウンジを利用できるのは、乗客のうち20%程度と言われています。それだけ利用条件が厳しいように思えてしまうかもしれません。対象者が少ないのは事実ですが、利用してみたいと思ったら案外手軽に利用できるのもANAラウンジのメリットです。こんなすごい場所だから試しに1回使ってみたい人でも使えます!
ANAラウンジを利用するための条件について次の章でお伝えしてます。
ANAラウンジ利用条件
ANAラウンジを利用できるのは、こちらの4通りの条件のいずれかを満たした人だけが使えます。
- 有料ラウンジサービスの利用
- ANAカードプレミアムの保有特典
- プレミアムクラスの搭乗
- ANA上級会員の特典
ANAラウンジの利用方法は4つもありますが、利用客の大半はANA上級会員になるとANAラウンジが利用できると言う特典を使っています。これらの条件に当てはまる乗客は概ね20%と言う限られた利用客だけが使える特別な空間なんですね。
ANA上級会員になるにはハードルが高いと思ってしまいますが、有料料金や上級座席のプレミアムクラスに搭乗するなんて方法なら、1回だけでも良いから使ってみたいと思っている人にとっては朗報なので、詳しく利用方法を解説します。
ANAラウンジの有料ラウンジサービス
ANAの飛行機に搭乗する乗客なら全員が追加の料金を支払うだけでANAラウンジを利用できるサービスが「有料ラウンジサービス」です。航空券のオプションサービスとして、航空券を購入後にANA公式サイトから「有料サービス」から申し込みをするとANAラウンジを使うことができます。
対象空港は、新千歳空港、羽田空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港で利用できます。
料金は、1名3,000円
利用できる空港は5つのANAラウンジに限定されますが、対象空港を出発する航空券があれば追加料金でANAラウンジを使えます。確かに毎回この料金を支払うのは高いと思いますが、1回だけでも試しに使ってみたい人や記念日にちょっと贅沢したい人にとってはおすすめです。
対象空港は少ないのですが、この5つはフラグシップと言える快適なANAラウンジのみで有料サービスを実施しているので、満足できる体験ができることは間違いありません。
もちろん試してみたい方はこの方法が手軽なのですが、ANAの上級会員サービスを満喫するには後程お伝えするANAプレミアムクラスの搭乗がおすすめです。料金的には上がりますが、上級会員と同等のサービスをすべて体験できるからこそ、記念日のフライトに最適と言えます。
ANAカードプレミアムの保有特典でANAラウンジを利用する
最高峰のANAカードプレミアムを所有しているとANAラウンジ国内線を無料で利用できます。最高ランクのカードなので年会費もそれなりかかります。
- ANA JCBカード プレミアム
年会費:77,000円 - ANA VISA プラチナ プレミアムカード
年会費:88,000円 - ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
年会費:165,000円 - ANAダイナースプレミアムカード
年会費:170,500円
ひぇぇこんな高いカード持ていないよ!ってのが正直な感想ですよね。確かにANAカードを目当てに発行するなら他のカードがおすすめです。詳しくは別記事でも紹介しているので合わせて読んでみてください。
年会費がとても高いのですが、ANAの飛行機に頻繁に搭乗する人にとってはメリットが大きいカードです。特にフライトマイルが150%も貯まるから、飛行機に乗ってマイルを貯めたい人にとっては年会費の元を取ることもできます。出張族の人におすすめです。
ANAカードプレミアムを持っている人は国内線すべてのANAラウンジが利用できます。ただし、カード保有者の1名のみが利用できるので、やっぱり出張族なら良いんですよね。家族や恋人で使いたいなら次以降の手段が選択肢になります。
プレミアムクラスの搭乗特典でANAラウンジを利用する
ANA国内線の最上位座席のプレミアムクラスに搭乗してANAラウンジを利用しませんか。1便あたり8席〜28席と限られた特別なサービスを記念日に合わせて利用するのも良いと思います。
普通席しか乗ったこと無いよって人がほとんどですよね。もちろんプレミアムクラスが高級だからと言うのもありますが、ほとんど便が満席になるほど人気があって予約が取りづらいから乗りたくても乗れないんです。
プレミアムクラスを予約すれば、ANAラウンジを無料で利用できます。その他にも最高峰のサービスを体験できます。優先チェックインカウンター、優先保安検査、優先搭乗、優先荷物返却など、ANA上級会員と同じサービスを味わうことができます。
さらに飛行機に乗れば大型の快適なシートに機内食も楽しむことができます。記念日にANAプレミアムクラスをぜひ利用してみてください。今までのANAのイメージが一新する特別なフライトになります。実際の体験記は以下の記事で紹介しているので合わせて読んでみてください。
1回だけANAラウンジを体験してみたい方にとってはANAプレミアムクラスを利用することがおすすめです。上級会員としての特別な体験も合わせて経験することができます。きっと1度体験したら、この経験をいつでも利用できるようになりたいと思うはずです。上級会員になることも検討し見ましょう。まずは条件だけでも知ってみることは大切です。お金が無くともマイルを貯めて上級会員を目指すこともできます。
ANA上級会員の付帯特典としてANAラウンジを利用する
ANAラウンジの利用客の大半は、ANA上級会員資格を保有しています。上級会員になれば普通席に乗るときでもANAラウンジを毎回無料で利用できます。利用対象は本人と同伴者1名の合計2名まで使えます。
ANA上級会員のうち、ダイヤモンドメンバー、プラチナメンバー、スーパーフライヤーズカード、スターアライアンスゴールドメンバーがANAラウンジの利用対象です。
さらに、ダイヤモンドメンバーは上位のANAスイートラウンジを利用することができます。
ダイヤモンドメンバー、プラチナメンバーと呼ばれる上級会員は有効期限が1年間の資格です。1月から12月までの搭乗実績に応じて貯まるプレミアムポイント(PP)のポイント数に応じて上級会員資格を獲得することができます。ANA便を頻繁に乗る人なら必ず達成できます。
スーパーフライヤーズカード(SFC)は、上級会員を取得した人が入会できる特別なANAカードです。この1回発行すれば、以降は年会費のみで上級会員資格を維持できるスゴイカードなんです。
SFCを獲得すれば、いつでもANAラウンジを利用できる他にも上級会員として、優先保安検査や優先搭乗などの特典が利用できます。ぜひANAラウンジを利用してみたいと思った人はSFCの取得も検討してみてください。ANAマイルを貯めて飛行機に乗り上級会員になり、SFCを発行することもできます。遠い存在と思っていた上級会員も実は手軽に取得することもできるんです。SFC取得を目指すためのノウハウは以下の記事でもお伝えしてます。合わせて読んでみてください。
まとめ
ANAラウンジについて詳しく解説しました。利用条件が厳しいと思っていた方も多いですよね。対象者は搭乗客の20%程度しか居ないのは事実ですが、実際は気軽に利用する手段もあります。
まずは、有料利用やプレミアムクラスの搭乗でお試しでANAラウンジを利用してみることもできます。ぜひ、ANA上級会員を目指すことも考えてみてください。
最近ではテレビで有名人もステータス修行をしていることが放送されて話題になりました。マイルを貯めて飛行機に乗りまくり上級会員になる人も増えています。上級会員がどんな世界なのか、なぜ修行をするのか不思議に感じましたよね。上級会員の世界をこちらの記事でお伝えしてます。
ANA上級会員のうち、SFCを取得するとANAカードの年会費のみで永久的に上級会員の資格を保有できて、ANAラウンジも毎回無料で利用できる特別なクレジットカードを保有するのもおすすめの手段です。
いやいや上級会員なんてお金持ちの世界でしょと思うかもしれませんが、多くの人はANAマイルを貯めて、飛行機に乗りまくっています。上級会員を目指す以外にも、好きな場所へ、好きな時に出かけることのできるマイルは大きな魅力があります。年間20万マイルあれば、毎年家族でハワイ旅行も実現できます。お金を使わなくても大量のANAマイルを貯めることはあなたにもできます。こちらの記事をぜひ読んでみてください。
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